寒い日が続いておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、面識のない不審者から嫌がらせをされる「集スト」被害者の方は、証拠保全のため、以下の習慣を身につけることを強くお勧め致します(集ストを知らない人は検索して下さい)。
@デジカメの常時携行
A被害時の状況記録+犯人の個人特定に努める
B防犯カメラ設置による被害予防
C通話の録音と確認
D自分の生活を最優先する
E信用出来る人に相談
Fわかりやすい被害レポート(書類・動画)の作成
<習慣1>コンパクトデジカメを常時携行しましょう!

コンパクトデジカメ(以下コンデジ)は、証拠保全のための必須アイテムです。被害者の方は必ずコンデジを常時携行して下さい。動画で撮影すれば、撮影時の状況が映像・音声で一目瞭然。第三者に被害状況を説明する際、「音声のみ」より「映像」の方が確実に伝わりますし、立証能力も高いです。下の動画は、証拠のサンプルです。どうぞごゆっくりご覧下さい(音量注意)。
さて、集スト被害者の被害報告に多いのは、「家の中での行動を、外から不審者が言い当てて挑発してくる」というものです。恐らく被害者の家の中を、何らかの方法で盗撮しているのでしょう。私も体験しておりますが、嫌がらせの証拠を入手すること自体はそれほど難しくありません。コンデジを家の中でも常時携行し、自宅周辺で不審者が嫌がらせをし始めたら即座にコンデジを取り出して動画撮影出来る様にしておけば良いだけです。あなたのご自宅の中から、ご自宅周辺の風景をデジカメで撮影するのは、全く法的に問題ありませんので、撮影を躊躇ってはいけません。私はこの方法で、嫌がらせを仕掛けてきた輩の証拠を多数集めました。
<習慣2>嫌がらせをしてきた輩は、可能な限り個人特定して詳細に記録する!

集スト被害者は、自宅周辺の近隣住民や、不特定多数の不審者から「偶然を装った嫌がらせ」をされますが、嫌がらせしてきた輩は可能な限り「容姿」や「車両」等を撮影して個人特定出来る様にしておき、いつでも反撃・責任追及出来る様にしておきましょう。
まず、近隣住民が繰り返し嫌がらせをしてきた場合。コンデジで証拠を撮ることに加え、自治会の名簿や住所録等を見て、近隣住民の住所・氏名・電話番号を把握しておきましょう。それらの情報をネット検索すると意外な結果がヒットする場合があります(某大手カルト団体の関係者だと判明する等)。あと、その輩の家族や、家を出入りしている輩についても、容姿や乗ってきた車両等を記録しておきましょう。嫌がらせをしてくる輩が某大手カルト団体関係者の場合、多数の信者が結託して嫌がらせをしてきますので、その輩の家を出入りする輩も、カルト団体関係者である可能性が高いからです。

次に、外出先で尾行・待ち伏せして嫌がらせをしてくる輩について。彼等は不意打ちで突然嫌がらせをしてきて、その後「何もしていない」とシラを切りますので、「嫌がらせをした瞬間の証拠動画」は、よほど運が良くないと撮れないかと思います。また、「電車内」「公衆浴場」「脱衣所」「公衆トイレ」「児童の集う場所」などの「カメラを構えた時点で変質者扱いされかねない様な場所」では、証拠保全が難しい場合もあるかと思います。
「不意打ちによる嫌がらせの瞬間」は、確かに撮りにくい。でも「嫌がらせをしてきた犯人の姿を撮るだけ」なら、カンタンです。以下の手順を踏み、可能な限り実践する様に心がけて下さい。
(1)まず、犯人の顔を覚えます。
(2)「カメラを構えても変質者扱いされる危険のない場所」まで犯人が移動するのを待ちます(場所によっては省略可)。
(3)風景と一緒に「犯人の姿」や「乗ってきた車」を撮影しましょう。
「ストーカーの姿」と「所有物(車など)」は、後でストーカーを特定するのに必要不可欠ですので可能な限り撮影しておきましょう(そうすることで同じ犯人が再度あなたに嫌がらせを仕掛けに来る確率もグンと減ります)。まぁ、トイレや浴場で撮影するわけにはいかないとしても、電車内は公共の場ですから、法律上は、撮影しても問題ありません。ストーカーの嫌がらせ行為を撮影したり「風景を撮ること」は違法ではありません。相手が「偶然を装って嫌がらせをしてくる」のであれば、被害者側も、ストーカーを「風景の一部として」撮影すれば良いのです。
撮影した時点では、「被写体が集スト加担者なのか?それとも単なるカン違いなのか」がすぐにわからない場合もあるかと思います。撮影した動画を、後でじっくり検証して「やはりこの人物は集スト参加者だ」と判明した時点で、撮影時の状況を文章化して動画に添付し、証拠として記録・保管・提出すれば良いだけです。
あまりに悪質な場合は、状況説明文を添えて写真・動画をブログに掲載するのも良いでしょう。
車を運転される被害者の方は、不審車両が横道などで待ち伏せしていて「通過するタイミングで横から幅寄せしてくる」などの嫌がらせをされる場合もあるかと思います。とりあえず、ドライブレコーダー(以下ドラレコ)を付けましょう。もし「偶然を装って横から幅寄せしてきた」とか「煽ってきた」という奴がいて「そいつが集団ストーカー参加者だ」と直感したら、そいつの車両ナンバーは確実に記録しましょう。可能なら運転手の顔も撮りましょう。そいつが停車・下車するまで声を掛けず追跡すれば、簡単に運転手の顔を撮れます(ただしあからさまな尾行になると、こちらがストーカーにされますのでご注意)。

「外でコンデジを構えたことによって変質者に仕立て上げられる危険がある」と御懸念の方は、メガネ型カメラやペン型カメラ、ガム型カメラ等の「スパイカメラ」をお使いになると良いでしょう。こういう品物は当たりはずれが多く、値段が結構する商品であってもすぐ壊れてしまう場合もありますが、使い方によっては重宝する場合もあるかと思います。お好みのタイプを購入されると良いでしょう。

<習慣3>自宅に防犯カメラをつけましょう!


集スト被害者になると、留守中に住居侵入されてイタズラされます(家にイタズラされた経験の無い集スト被害者は居ないでしょう)。信者数の多い某カルト団体が犯行に関与している様ですので、住居侵入に必要なスキルを持った人材も抱えているのでしょう。食料品にイタズラされたり、記録した集ストの証拠を消されたり、大切な品を奪われる等、どんな被害を受けるかわかったものではありません。それを防ぐには「自宅内への侵入経路になりうる全ての位置」にカメラを設置して映像を記録しておくのが最善です。プラス、自宅を出発する前に、全室をコンデジで動画撮影しながら出発しましょう。そうすれば、帰宅時に出発時と様子が違うかを具(つぶさ)に確認できます。防犯カメラを設置した途端に、住居侵入の被害だけはピタリと止む様です。とりあえず、住居侵入は予防すべきです。
1か月連続して映像記録出来るデッキ+赤外線付カメラ(風雨にも耐性のある丈夫な屋外用)4台セットで、¥19,800-くらいで購入出来ます。ただ、屋外に設置する場合は、ご自分で配線・壁の穴開け等を出来ない場合、業者に設置を依頼することになりますが、業者に依頼すると設置料金が高いです(安くても¥80,000-くらい取られます)。ご自分でつけるか、知り合いで安く設置してくれる人を探すか、屋内に設置する(設置がラク)と良いかも知れません(屋外の方が、不審者が家に近付いてきた時点でわかるのでオススメですが)。
<習慣4>通話は「録音」しましょう!


断言しますが、集スト被害者の所有する通信機器は間違いなく集スト側に不正傍受されてます(自宅固定電話、携帯電話、ネット回線)。被害者が、自分の所有する電話で通話していると、結構な頻度で「盗聴犯の声が混ざる」ことがあります(私は録音証拠を多数持っています)。
「某団体に集ストされた」ということで裁判を起こした矢野絢也氏も、著書「黒い手帳」の中で「電話での通話中やたら雑音が混ざる。盗聴されてたのかも」と述べてます・・・ん〜・・・だったら通話を録音して、後でイヤホンを装着してチェックすれば良いだけですよね。雑音の原因が何なのかハッキリするし、ストーカーに通話を傍受されてた場合は、録音証拠が入手出来ます。
(ガラケーの場合)上のイラストの様に、あなたが電話で通話する際、ICレコーダーを受話器に挟んで録音してみて下さい。後でイヤホン等を装着しながら確認すると、盗聴犯があなたの悪口を言っていたり、あなたと通話相手との待ち合わせ場所を復唱する、「殺す」「付き纏ってやる」等の声が録音されているかも知れません。彼らが被害者の通話中、被害者が気付く様に雑音を混ぜるのは「お前の電話は盗聴されてるぞ」と気付かせてパニックに陥らせる狙いの様ですが、「録音されたらヤバい」という発想は無いんでしょうか。つくづくバカな連中だと思います。
なお、ICレコーダーでの録音データが、証拠として使える見込みがあるは「電話通話の録音」や「静かな場所での人物のセリフの録音」くらいでしょう。実証済みですが、雑踏や電車内などで、数メートル離れた距離に居る人物のセリフを録音しようとしても、雑音が混ざってしまい確認が困難で徒労に終わる場合が多いです。人ごみに紛れて嫌がらせをして逃げる犯罪者の尻尾を掴むには、ICレコーダーだけでは役不足です。誰が発言したのかうやむやになってしまう恐れがあるので、カメラで動画撮影しましょう。
<習慣5>証拠を撮る相手は「一日一人」でも十分

集スト被害者になると、外出の度に掃いて捨てるほどの不審者に付き纏われます。全て相手にしていたらキリがありません。どうせ毎日ストーカーが現れるのですから、あせらず「1日につき1〜2名」のつもりで記録すると、証拠を撮るのも整理するのもラクです。あなたに嫌がらせをしてきた輩がいたら、その輩だけにマトを絞り、確実に犯人の姿を動画で撮影しましょう。。動画で撮影することによって、帰宅後にゆっくり、犯人の「容姿」「言動」「持ちモノ」「車」「一緒に居た仲間」「現れた場所と日時」「逃げ込んだ場所」etcを分析することが出来ます。もちろん、余裕があるなら、嫌がらせを仕掛けてきた奴全員の証拠を集めておくべきです。
<習慣6>「証拠が集まったら」信用出来る人に被害相談しよう!


証拠が集まったら、それをわかりやすく整理して、一人でも多くの人に知らせて協力を得ましょう。
まず、あなたとご家族との関係が良好であるならば、ご家族に理解を得て頂き協力を得ることが最優先です。
そうすることで、ご家族と連携して集スト対策の打ち合わせが出来るからです。第三者に被害を報告して回るのは、ご家族と被害情報を共有して足場を固めてからにした方が安全です(ご家族との関係が険悪な場合は、その限りではありません)。
なお、被害相談の際は、たとえご家族であっても、証拠を提示しながら論理的かつ冷静に説明出来ないと「精神病に罹患しているんじゃないのか?」とあらぬ誤解を招きます。ご家族であっても、下手をすると誤解されて精神病院に連れていかれてしまうかも知れません。
また、知らせる相手はくれぐれもご自分で慎重に判断して下さい。口下手な人や口の軽い人、意地の悪い人に言い触らしたら逆効果です。本来ならストーカーは警察が取り締まるべきなんですが、上で既に述べた通り、警察の中にも集団ストーカーに加担して被害者を精神疾患者に仕立て上げて精神病院送りにしようとする輩がいますので、「警察に安心して相談出来ない」という被害者の方が大半だと思います。
相談に行ってスグに解決してくれる、というわけではありませんが、証拠を携えて議員に相談するのも有効です。とにかく可能な限り、いろんな所に相談すると良いと思います。
<注意喚起>
「盗聴・盗撮機器発見業者」や「探偵」に依頼して集ストが解決した前例はありません


失敗談ですが、私は「集ストの存在に気付いていなかった時」に1度だけ、盗聴盗撮機器発見業者(自称)に調査を依頼してしまいボッタくられた経験があります。「I」で始まる業者名で、代表者の氏名はK.N。肌の浅黒い、身長170cm前後の小太りの男です。他の集スト被害者の方と情報交換した際、その方も「同じ業者に依頼してボッタくられました」と仰っていました。まだ業者として続けていて、HPもありますので、皆さんお気を付け下さい(2015年1月6日現在、都内に事務所を置いています)。
私が「盗聴盗撮機器発見業者に依頼しなければ!」と焦ってしまったきっかけ。それは、拙宅の近所に住む某カルト団体の信者が、何を逆恨みしたのかサッパリわかりませんが、連日、拙宅の前で仲間と一緒にたむろして、私が家の中でしていることをリアルタイムで言い当てて笑う、という嫌がらせを一方的に繰り返してきたことでした。私は「雨戸を閉め切っているのに、室内での私の行動をリアルタイムで言い当てられる。これは、あの近隣住民が拙宅に盗撮機器を仕掛けて覗いているとしか考えられない」と判断し、ネットで盗聴発見業者を依頼するに至りました。
その業者(以下「K・N」)はネットで検索して見つけた業者でした。「全国出張料金無料」という文言と、他の業者より調査料金が少し安めだったので依頼してしまいました。電話で事前相談し、調査料金の総額を提示され了承。2日後に「K.N」が拙宅に調査に来ることになりました。
「K・N」は約束の時間、車で拙宅に来訪しました。車で来たというのに、私が玄関に出ると、何故か「K・N」はハアハアと息を切らせていました。「遠方から急きょ呼び寄せたから、疲れているのだろう」と彼に同情し、「K・N」にアイスコーヒーを勧めてから、拙宅全体を案内しました。ところが、「K・N」は拙宅を見回した後、「それでは、恐れ入りますが調査料金は前払いになりますので・・」と切り出し、2日前に電話で彼が明言した金額より2万円上乗せした調査料金を、悪びれずにさらりと請求してきました。
それまでこちらの話を丁寧に傾聴し、ハアハア息を切らせながら一生懸命頑張っている様子の「K・N」に対し、悪徳業者だと言う意識は全くありませんでしたが、流石に2日前に明示した額より2万円上乗せした額を請求してきた瞬間「アレ?なんか金額が多くないか?」と思ったのですが、「さっさと盗聴器を発見して、近所の盗撮犯を警察に突き出したい」という焦りから「それで良いので調査して下さい」とOKしてしまった所、彼は更に調子に乗ってきました。「お車の方も盗聴されている様だと仰っておられましたが、今、車の盗聴器調査を一緒に依頼すれば調査料金に割引が適用されます。今即決しない場合は割引適用されません。後で依頼した場合は通常価格になります。車も一緒に調査しますか?しませんか?今、お決め下さい」という具合です。
「たった2日前に電話で明示した額より2万円も上乗せ請求」し、カモと見るや「不安を煽る文句を並べて追加契約の即決を急かす」。典型的な悪徳業者の手口なのですが、当時の私は焦りで冷静さを失っており、「自分が今まさに悪徳業者にハメられようとしている」という現状が全く見えていませんでした。おかげで、まんまと「K・N」の要求を飲んでしまい、ボッタくられてしまいました。
焦りは冷静さを失わせます。被害者各位はくれぐれもご用心下さい。「集スト」はネットで周知が進んでいますが、一方で、それを悪用して「被害者の焦りを狙えば、カモにするのも容易」という魂胆の不届き者が現れるのも、この世知辛い時代では当然です。
・・まぁ、私からボッタくった「K・N」は論外としても「集スト犯を検挙した実績が一つも無い業者」に頼んだくらいで集ストを検挙出来るんだったら、集スト被害者が新宿で集まってデモ行進なんかしてません。集スト被害に遭った経験すらないアカの他人に大金を払うくらいなら、その分のお金で、自分で証拠保全グッズを揃えたり、防犯システムを構築した方がよっぽど効率的です。くれぐれも、変な業者に調査を依頼して、カネを無駄遣いしない様にご注意ください。
<まとめ>
集めた証拠の中から「使えるもの」を抽出・整理して「いつでも使える武器」にしましょう

最後に、あなたが集めた証拠を見直してみましょう。あなたが集めた証拠は、ホントにストーカーの違法性を追求するに足る証拠能力を有していますか?単なる独りよがりになっていませんか?「沢山集めたから、聞き手もわかってくれるだろう」と、根拠のない期待をしていませんか?
「集めた証拠をどう活用したいのか?」よ〜く、お考え下さい。法治国家である我が国では、全ては証拠に基づいて判断され、法に基づいて裁かれます。法に基づいてストーカーを追及するために、誰が見てもケチのつけようがないレベルにまで証拠を整理しておかなければ、証拠を集める意味など全くありません。
ご自分の被害をレポート形式にまとめてみると良いでしょう。
@いつ頃から、どの様にして集ストされる様になったのか?
A集ストされる様になったきっかけについて、心当たりはあるのか?
B集ストされたことによって、経済面、心身面、社会面においてどの様な損害が発生したのか?
Cどの様な証拠を集めたのか?相手の故意性を立証することは出来るか?
D誰に相談したのか?その結果はどうだったのか?
一通りまとめたら、推敲して見て下さい。どこか文章がおかしかったり、第三者が理解しにくい表現になっていたり、自分の推測だけで「これも集ストの仕業だ」と決めつけをする等していないか、自分の目だけでなく、信用出来る第三者にチェックしてもらうのも良いでしょう。
私も自分の被害状況をレポート形式で作成し、ヒマな時に推敲を繰り返しております。文章推敲を繰り返すことで、第三者に被害状況を説明する表現力・文章力も向上します。
ワードで文章を作成するのも良いですが、「動画編集ソフト」を使う事が出来るのであれば、あなたが集めた証拠動画を編集して「被害の説明動画」を作ることをお勧めします。第三者にその動画を見せながら説明すると、相談相手に大変伝わりやすいです。私は、約30分程度の説明動画を作成し、そのデータを常時、持ち歩いております。デジカメを構えたことによって盗撮犯等に仕立て上げられそうになった場合でも、その動画を見せることで自分が集スト被害者であることをその場で立証することが出来るからです。「過去に議員や弁護士等に集ストの被害相談をした」という方は、その時の記録もレポートに書き添えておくと、客観的に信用される要素となり有効です。相談した議員や弁護士の氏名と相談日時も、キチンと記録しておきましょう。
「相手に伝わりやすい説明動画」を編集するのは、案外時間が掛かりますが、自分を守るためなのですから、労力を惜しんではいけません。
被害者一人一人がわかりやすい証拠を保全し、その中から共通する証拠が多く集まれば集まるほど、声を大にして被害を訴えることが出来る様になります。皆様も是非、上記の点を念頭に置いて証拠保全に努めて下さいます様、お願い申し上げます。